制服のお手入れ
Lesson1
毎日きもちいいケアー
脱いだ制服はハンガーへ
制服はイスの上に掛けっぱなし?それともベッドの上に放りっぱなし?脱いだらきちんとハンガーに掛けて型くずれを予防してね。その際、ポケットの中も空っぽに。ハンガーには肩に厚みのあるしっかりしたものを選びましょう。


ブラッシングでリフレッシュ
1日着用した制服は、ホコリをたっぷり吸いこんでいます。服地の目にそって上から下へ軽くブラッシングすれば、ホコリが落ち、毛並みもきれいに整います。ブラシは布地を傷めにくい柔らい豚毛のものがおすすめ。
雨はオシャレの大敵!
雨に濡れたまま放っておくと、型くずれやカビなどの原因になることも。タオルで軽くたたくようにして水気を取り、ハンガーにかけて風をあてるか、少し離してドライヤーの冷風で乾かしましょう。

Lesson2
制服リフレッシュケア
シミが付いたら適切ですばやい処置が重要!
シミの応急手当をマスターしよう
毎日着ているものだから、注意していても思わぬシミが付いて、あらっタイヘン!という事もあるよね。簡単にできるシミ抜き方法を知っていれば安心だね。「たたく」「つまむ」「こすらない」がシミ抜きの3大原則です。

気になるテカリ防止テク。
長い時間、座り続けてたり、当て布をしないでアイロンをかけたところは、繊維がぺったんこに寝てしまい、テカリの原因になります。ひどくなると繊維が弱って元に戻らなくなるのでご注意を。早め早めのお手入れが何より大事よ。
- 堅めの歯ブラシで繊維を起こすようにやさしくブラッシングします。
- 当て布をして、スチームアイロンをかけます。この時、少し浮かし気味にして当てると効果的です。
ピシッときれいプリーツ。
オザギのプリーツスカートには、簡単にはとれないプリーツ加工が施されているけれど、やっぱり、時々はアイロンをかけてやると、新品の時のようなしゃっきりプリーツが復活!します。おうちでの洗濯後などは、是非お試しあれ!

★★知ってる?★★ 撥水加工を施した布地は、撥水力が弱まってきたら、軽くアイロンをかけてやると水を弾く力が復活するよ。
Lesson3
おうち洗いのコツとシーズンオフのケア
お洗濯で気持ちまでスッキリ!
絵表示タグ(ケアラベル)に注目!!
制服の裏に、ちっちゃな絵表示のタグ(ケアラベル)がついてあります。それは、「この制服はこんな風に扱ってね」というお知らせです。ここの洗濯表示を見ればおうちで洗えるかドライクリーニングに出すべきかがわかります。まずは必ずチェックしてね。


洗濯の準備
- 制服はできるだけ、制服だけで洗いましょう。肌着などと一緒に洗うと、脱落した綿の繊維が制服に付着してしまうことがあります。
- ウール混紡素材の場合、温かいお湯は禁物。必ず30度以下の新しいお水で洗いましょう。(お風呂の残り湯は使わないで。温度が高いとウールが縮んで、型くずれの原因になります。)
- ポケットの中のものは取り出し、ファスナーは閉めておきます。
- ネットに入れる場合は、必ず大きめのものを使用して。襟や袖口など汚れたところかが表に出るようにたたみネットに入れます。
全自動洗濯機の場合
- 「手荒いコース」、「ウールコース」を選んでください。
- 脱水が終わったら、すぐに取り出して両手で挟むように軽くたたいて、シワを伸ばして形を整えます。
- ハンガーにかけ、よくカタチを整えて風通しのよい日陰で吊り干しに。


2層式洗濯機の場合
- 弱水流で2〜3分洗います。15〜20秒脱水し、ためすぎなら1分を2回、注水すすぎなら2〜3分で1回すすぎます。
- たたんで脱水機に入れ、15〜30秒脱水。
- 脱水が終わったら、すぐに取り出して両手ではさむように軽くたたいて、シワを伸ばして形を整えます。
- ハンガーにかけ、よくカタチを整えて風通しのよい日陰で吊り干しに。
★★ウォッシャブル制服のヒミツ★★ オザキの制服は、なぜおうちで繰り返し洗えるの? ウォッシャブル加工を施した布を使っているだけではなく、洗濯してもほつれにくい縫製仕様や剥離しにくい芯地使いなど、入念なウォッシャブル設計を施しています。3年間、毎週、洗濯しても大丈夫なだけの厳しい洗濯テストをクリアした、オザキ独自の縫製品質です。
アイロンの掛け方
乾いたら、あて布をしてスチームアイロンで軽く仕上げると、より完ペキに仕上がります。
クリーニングに出すときは
- 特別の汚れがあるときは、その原因と箇所をきちんと伝えておきましょう。
- ポケットの中のものは必ず出しておきましょう。
- ドライクリーニングだけでは、汗汚れなどの水溶性の汚れは落ちません。制服を長期間着なくなるシーズンオフの洗濯時にはドライに加えてウィット洗濯をするWクリーニングをお勧めします。(Wクリーニングについては、最寄のクリーニング店にお尋ねください。)
シーズンオフのしまい方。
気が付かない目に見えない汚れも思わぬカビや虫食いの原因になります。冬服から夏服へ着替えるときなど、長期間、制服を着なくなるときには、必ず一度洗濯してからしまいましょう。防虫剤と一緒にしまう場合、防虫剤は1種類だけに。